最近の分譲マンションのなかでは「コンパクトマンション」の人気が高まっています。
コンパクトマンションは文字どおり比較的狭い物件を指しますが、明確な定義があるわけではありません。
具体的にはどのようなタイプをコンパクトマンションと言うのか、購入する場合どのようなメリットやデメリットがあるのかについて紹介します。
不動産を購入するなら知っておきたい「コンパクトマンション」とは何か
一般的に30平米前後で1LDKから2LDKまでのマンションを「コンパクトマンション」と呼ぶことが多いです。
広くても50平米くらいまでなので、ターゲットとしては単身者および夫婦2人世帯になります。
少子高齢化が進むなか、コンパクトマンションの需要は年々高まってきています。
売り手側からしても、コンパクトマンションはファミリー世代向けマンションに比べ狭い土地でも建てられるので、開発するメリットがあるのです。
外観や間取り、内装をスタイリッシュにすれば、ファミリー世帯向けに比べて多少割高であっても、すぐに買い手がつきます。
昨今の晩婚化を背景に考えれば、30代以降も増えている独身者層にコンパクトマンションは最適と言えるでしょう。
2LDKの間取りであれば、夫婦2人でもプライベートな空間をもてます。
新婚夫婦の新居として、あるいは子どもが巣立った夫婦の住み替えとしても適しているのがコンパクトマンションです。
不動産購入でコンパクトマンションを選ぶメリットデメリット
分譲マンションに多い60平米、3LDKの間取りはファミリー世帯向けに造られており、一人世帯には向きません。
しかしながら、ワンルームマンションなど30平米に満たない物件では、金融機関の融資対象から除外されてしまいます。
ワンルームより広く3LDKより狭いコンパクトマンションは、購入するときに住宅ローンを組めるのがメリットです。
しかもファミリー世帯向けマンションに比べると、一人世帯や高齢者の住み替えとして購入しやすい価格帯で販売されています。
また、コンパクトマンションはファミリー世帯向けよりも狭い敷地に建設できるため、好立地な物件が多いのもメリットです。
駅近の物件であれば売却や貸し出しがしやすく、多少の経年劣化では資産価値はあまり下がらないでしょう。
一方、コンパクトマンションを購入するデメリットは、若い世帯がコンパクトマンションを購入した場合、家族が増えると手狭になるため、数年で住み替えが必要になることが挙げられます。
まとめ
以上、コンパクトマンションとは何か、メリットデメリットにも触れて解説しました。
コンパクトマンションは、晩婚化が定着しつつある現代にマッチした住居と言えます。
資産価値も高いので、ライフスタイルに合わせて購入を検討してみてはいかがでしょう。
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