不動産の売却と引っ越しを検討している場合、自宅に住みながら不動産を購入してくれる人を探したいと考えている方は多いでしょう。
空き家にした状態で売却に出すケースと違って、住みながら不動産を売却する場合は段階ごとに気を付けなければならないポイントがあります。
そこで今回は、住みながら不動産を売却する方法と注意点について紹介します。
住みながら不動産を売却する方法とは?
不動産を売却するときは、おもに検索サイトに物件の写真などを掲載、内覧の受け入れ、契約・引渡しの流れですすみます。
まずは仲介業者に依頼して、検索サイトへの掲載、内覧時の対応などをサポートしてもらいましょう。
住みながら売却する場合は、引渡しできるタイミングについて明確にすることが大切です。
次の転居先に引っ越せるタイミング、持ち物を運び出して清掃まで完了できるタイミングを具体的に考えてみてください。
検索サイトに物件情報を掲載する場合は、写真を充実させることが大切です。
掲載している写真が少ないと物件の特徴が伝わらず、そもそも内覧したいと思ってもらうことすら実現しません。
外観や部屋の様子だけではなく、収納や水回り、自宅の裏、玄関などさまざまなスペースの写真を用意しましょう。
また、居住中である点を明確に伝えることも大切です。
内覧を受け入れる際にも現在住んでいることや引渡しできる時期を伝え、契約について前向きに検討してもらえるようにしましょう。
住みながら不動産を売却するときに知っておきたい注意点
現在住んでいる物件を売却する場合は、家具や家電、日用品、洋服などさまざまなものが残った状態の部屋を購入希望者に見せなければなりません。
生活感を出しすぎると購入後のイメージを持ってもらいにくいため、まずは掃除をすること、不要なものを処分することから始めましょう。
写真に写る範囲だけを一時的に片付けても意味がありません。
なぜなら、内覧を受け入れる際は写真では見えなかった点が良くも悪くも伝わってしまうからです。
内覧では収納スペースや水回りなど細かい部分も見られるため、どこをいつ見られても問題ない状態にしておきましょう。
また、住宅ローンを完済していない場合は、基本的に売却するときに全額返済し終わっている必要がある点に注意が必要です。
売却で得た利益が足りない場合は、予想外のタイミングで大きな出費をしなければならない可能性があります。
仲介業者に依頼する際に、住宅ローンを完済できるのか、どのようなスケジュールで返済するのかを話し合うとよいでしょう。
まとめ
住みながら不動産を売りたい場合、まずは売却できる時期を明確にすることが大切です。
そのうえで、いつ内覧希望者が来てもいいように片付けや掃除を徹底し、購入後の暮らしをイメージしてもらえる準備をします。
もし困った場合は、プロの仲介業者に相談してみましょう。
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