土地を現金で購入しようと考えている場合、負担する費用にはどのようなものがあるか、知りたい方もいるでしょう。
この記事では、現金で土地を購入するときに発生する費用をご紹介します。
住宅ローンを利用しないメリットとデメリットについてもお伝えしますので、土地取引をおこなう前にぜひお読みください。
土地を現金で購入するときに発生する費用をご紹介
土地を購入する際に買主が負担する費用には、不動産会社に支払う仲介手数料にくわえ、売買契約書の印紙代があります。
印紙代は、支払う代金に応じた金額を負担することになっており、代金が1,000万円を超え5,000万円以下のときは1万円です。
令和6年3月末日までは軽減税率になっているため、従来の半額になっています。
この他、登記費用として、登録免許税と司法書士報酬も買主の負担です。
登録免許税も軽減税率になっていることから、固定資産税評価額の1,000分の15を乗じて計算します。
年度途中の取引の場合は、固定資産税等清算金も、引き渡し当日から年度末までが対象です。
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土地購入代金を現金で支払うメリットとは?
土地購入代金を現金一括で支払えば、住宅ローンの金利負担はゼロ円です。
金融機関の事務手数料の他、保証料も発生しないなど、金銭面での負担を軽減できます。
そのうえ、住宅ローンの審査にかかる期間を待つこともなく、すぐに契約を締結できることから、買い損ねる心配もありません。
現金払いであっても名義変更にかかる手数料は負担しなければなりませんが、住宅ローンに欠かせない抵当権設定登記の登録免許税および司法書士報酬の負担も不要です。
もちろん、ローン返済が終わったときの抵当権抹消登記にかかる料金負担もなく、住宅ローンや登記の必要書類を準備する手間を省略できる点もメリットです。
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土地の購入代金を現金払いにするデメリットをご紹介
土地購入代金を現金一括払いすると、手元の資金が枯渇する可能性が高くなり、病気やケガなどで収入が途絶えたときは、生活に支障をきたします。
将来への備えもなくなるため、気持ちに余裕がなくなる点に注意しましょう。
また、住宅ローンを利用しないと、住宅ローン控除による税制面の負担軽減措置が少なくなります。
意外なデメリットは、土地の調査を十分にできない点です。
住宅ローンでは、金融機関が購入予定地を担保物件とすることから、ローン審査のときに購入予定の土地の調査をおこないます。
ローンを利用しなければ自分だけで土地の価値を判断しなければならなくなり、問題を抱えた土地を知らずに購入してしまうリスクに対処できません。
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まとめ
土地を購入する際、代金を現金で支払うと、住宅ローンに関する手数料や必要書類を準備する手間が不要になります。
短期間での取引が可能になることから、買い逃す心配もありません。
ただし、手元の資金がなくなることで、何らかのアクシデントにより収入が途絶えると、生活できなくなる危険性が高まる点に注意しましょう。
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