進学や就職を機にはじめて一人暮らしをする方にとって、不動産会社に足を運ぶことも、引っ越しをすることも、新しい街で暮らすことも、全部がはじめてで緊張の連続です。
特に、物件探しや賃貸契約については難しいことも多く、分からないことだらけではないでしょうか。
そこで今回は、実家から引っ越して新生活をはじめる方へ向けて、賃貸契約の準備と契約の流れをご紹介します。
賃貸契約をする物件の探し方とは?
物件探しでは、「どのような生活がしたいのか」「どんな部屋に住みたいのか」を思い描くことが大切です。
新しい部屋での生活がスタートするまでの期間は、2ヶ月前程度を想定すると余裕があります。
そこから約1~2週間かけて、希望の間取りや条件を考えたり、不動産サイトなどで賃貸物件をチェックしたり、不動産会社に行って物件について相談したりしましょう。
ここでのポイントは、物件探しのエリアを進学する学校や就職先と同じにしなくても良いということ。
範囲を狭めてしまうと、良い物件が見つかる確率もぐっと下がってしまうかもしれません。
物件の賃料や交通アクセスも参考にしながら、隣接する街の賃貸物件などもあわせて探していくと良いでしょう。
さらに、住みたい部屋を見つけたらその部屋を扱う不動産会社へ赴き、部屋の内見を依頼します。
日当たりや設備、内装をチェックする他、買い物ができる場所があるか、街の雰囲気は良いかなど、利便性や周辺環境についても確認しましょう。
内見から賃貸契約するまでの流れと期間は?
内見後、部屋決めたら入居の申し込みと審査を行います。
審査期間は、3日~1週間ほどです。
審査で問題がなかった場合、新居の重要事項説明を受け、契約の手続きをし、物件の鍵が渡されます。
契約から引き渡しまでは、最長で1ヶ月ほどかかることもあります。
賃貸契約に必要な書類や費用は?
賃貸契約には、契約に関する書類や費用の準備も必要となります。
賃貸契約に必要な書類は、賃貸契約書、契約者の収入証明書、入居者の住民票、連帯保証人の住民票や印鑑証明書、身分証明書などがあたります。
住民票や印鑑証明書は有効期限が3ヶ月と決まっているので、契約時に有効かどうかを必ず確認することが大切です。
また連帯保証人に関しては、それに代わるサービスを用意している不動産会社もあるため確認してみてください。
賃貸契約にかかる費用は、関東と関西では異なる部分がありますが、関東では一般的に敷金、礼金、仲介手数料、火災保険料などがかかります。
さらには、物件を申し込む際に他者が同じ物件を検討している場合など、申込金や手付金が必要なケースもあります。
この他、月々の家賃をクレジットカードで支払えるところや、更新料が1年ごとに発生する物件もあるので、契約時の確認が必要です。
まとめ
今回は、賃貸契約の流れをご説明しました。
部屋を探す際は、物件探しから契約まで2ヶ月くらい余裕を持って行動することが望ましいでしょう。
新生活のスタートには家具や家電が必要となるほか、引っ越し費用などもかかりますので、これらの予算も加味したうえで物件を決めていくことも大切です。
初めて部屋探しを行うという方は、ぜひ上記を参考にしてみてくださいね。
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はじめての一人暮らしにぴったりな部屋も取り扱っておりますので、上記エリアにて賃貸物件をお探しの方は当社までお問い合わせください。