なんば駅から続くミナミの繁華街から一歩路地を入った場所に、法善寺という寺院があります。
昔ながらの大阪の雰囲気が残っており、観光スポットとしても人気がある寺院なので、ぜひ訪れてみてください。
そこで今回は大阪市でお住まいをお探しの方に向けて、なんば駅周辺にある寺院「法善寺」の概要と見どころをご紹介いたします。
なんば駅周辺にある寺院「法善寺」の概要
法善寺は浄土宗の寺院で、正式名称を「浄土宗・天龍山・法善寺」といいます。
1620年代後半〜1630年代前半に琴雲法師が建立したもので、もともとは現在の京都府宇治市に位置する山城国宇治郡北山村にありましたが、中誉専念法師により現在地に移転しました。
江戸時代の難波近郊は、墓地や刑場などが集まる地であったことで、専念法師は亡くなった方を供養するために、1,000日間にもわたり念仏回向を勤めたといわれています。
明治時代に入り墓地は移転し、刑場は廃止されましたが、民衆に寄り添い続けた専念法師の功績をたたえ、法善寺周辺は「千日前」と呼ばれるようになりました。
24時間いつでも参拝できるので、ぜひ大阪の歴史を肌で感じてみてください。
●所在地:大阪府大阪市中央区難波1-2-16
●アクセス:「なんば駅」下車、なんばウォークB16出口から北へ徒歩1分
なんば駅にある寺院「法善寺」の見どころ
法善寺には以下のようにさまざまな見どころがあるので、訪れた際はぜひ注目してみてください。
水掛不動尊
法善寺の西向不動明王(にしむきふどうみょうおう)は、通称「水掛不動尊」と呼ばれています。
多くの方が願いとともに水を掛けるので、全身が鮮やかな緑色のコケで覆われているのが特徴です。
この水掛けの歴史は、戦後に法善寺にお参りに来た女性が、焼け野原のなかに残っていた水掛不動尊にお供えされていた水を掛け、願い事をしたのが始まりだといわれています。
人々の願いが色鮮やかなコケとなって、全身に広がっているんですね。
金毘羅堂
なんば駅の周辺はその昔港町であったため、金毘羅堂が祀られているのも特徴です。
難波の海を守るために祀られていましたが、現在は交通安全や商売繁盛の神様として崇められています。
お初大神
法善寺では日本三大稲荷の1つである、岡山最上稲荷大明神をお祀りしているのも特徴です。
地域の方から親しみを込めて「お初大神」と呼ばれており、商売繁盛や五穀豊穣のご利益を求め、多くの参拝者が訪れています。
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まとめ
今回は大阪市でお住まいをお探しの方に向けて、なんば駅にある寺院「法善寺」の概要と見どころをご紹介いたしました。
都心のなかにありながら、大阪の歴史を感じられる寺院なので、なんば駅にお立ち寄りの際は、ぜひ法善寺にも足を延ばしてみてください。
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