「どのような流れでお部屋探しをすれば良いのか分からない…」という方は多いのではないでしょうか。
賃貸物件を契約するには、契約までの「流れ」を意識するとスムーズに手続きが進みます。
ここでは、大阪市でお部屋探しをする方に向けて、賃貸物件のお部屋探しの流れについて、段階を追いながらご紹介します。
条件を決めて賃貸物件サイトで検索するまでの流れ
お部屋探しは、新生活を始めるにあたって何を優先したいのか、条件を決めることからスタートします。
ひとくくりに「賃貸物件」と言っても、さまざまな種類の賃貸物件があるため、自分のライフスタイルに合わせて条件を設定しましょう。
お部屋探し前に賃貸物件の条件として考えておきたいポイントとして、以下の例があげられます。
●住みたいエリア
●建物の種類
●家賃・共益費
●交通手段や駅からの距離
●部屋の広さや間取り
住みたい賃貸物件のイメージを掴んだら、インターネットの賃貸物件サイトを利用して、理想とする住まいに近い賃貸物件を検索します。
事前に決めておいた条件を入力して検索すれば、条件に合った賃貸物件がヒットするため、お気に入りの賃貸物件をいくつかに絞っておきましょう。
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不動産会社を通して賃貸物件を見学するまでの流れ
条件に合った賃貸物件をいくつか見つけたら、実際に見学をしましょう。
賃貸物件を見学するには、まず賃貸物件を募集している不動産会社に問い合わせをおこない、見学の予約をします。
当日見学できるケースもありますが、見学には事前に準備が必要なため見学希望日の2〜3日前までに予約しておくと良いでしょう。
見学にかかる時間は、一件あたり30分が目安です。
複数の賃貸物件を見学する場合は、すべての賃貸物件の見学予約を取ったうえで順に回っていきましょう。
見学のポイントは、譲れない条件を決めることです。
いくつか挙げた条件のなかで優先順位を付けて条件を決めておけば、いくつかの賃貸物件に絞れるでしょう。
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賃貸物件の申し込みから契約までの流れ
住みたい部屋が決まったら、賃貸物件の申し込みをして入居審査を受けます。
入居審査では入居申込書や収入証明書類、現住所、勤務先が分かる書類などを提出し、借主が家賃の支払い能力があるかどうかを確認します。
申し込み順で審査に進むため、住みたい賃貸物件が見つかり次第すぐに申し込みをおこなうと良いでしょう。
入居審査が通ったら、いよいよ不動産会社と賃貸借契約を結びます。
契約時には、賃貸借契約の詳細な取り決めについて説明する「重要事項説明」が義務付けられています。
宅地建物取引士が賃貸借契約の重要なポイントを説明してくれるため、書類の内容と相違ないか確認しておきましょう。
重要事項説明を受けた後に、重要事項説明書と賃貸借契約書に捺印すれば、契約手続きが完了です。
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