賃貸物件を探すときに確認したい条件のひとつが、建物の構造です。
建物の構造といえば木造や鉄骨造などが有名で、軽量気泡コンクリート造はあまり知られていません。
そこで今回は、軽量気泡コンクリート造とは何かに加え、この構造の賃貸物件におけるメリット・デメリットやチェックポイントも解説します。
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軽量気泡コンクリート造とは?賃貸物件を借りる際の基本
軽量気泡コンクリート造とは、コンクリートの素材を高温で熱し、意図的に気泡を多数発生させた「軽量気泡コンクリート」と呼ばれる素材を用いた構造です。
実は鉄骨造の一種にあたり、物件の資料上ではALC造などと略される場合もあります。
気泡コンは、内部に小さな隙間が多数ある関係で軽いのが特徴で、建物の建築にあたってはパネル状にして外壁に使われています。
柱や梁は鉄骨で組まれているなど、建物の全体が気泡コンで造られていない点には注意が必要です。
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軽量気泡コンクリート造の賃貸物件のメリット・デメリット
軽量気泡コンクリート造のメリットは、主な建材である気泡コンが燃えにくいため、建物全体の耐火性も高まっていることです。
また、建物の耐久性も高く、壁が割れて隙間風が入るなどのトラブルもあまり起きません。
さらに、気泡コンのパネルは、内部の気泡の効果で外気の影響が裏面に伝わりにくく、建物全体の断熱性を向上させます。
一方のデメリットは、耐水性がやや低く、建物が適切に管理されていないと雨漏りのリスクがあることです。
建物の完成時に防水処理は施されますが、長い時間が経つと経年劣化によりどうしても効果が薄くなってしまうので、雨水が浸入する場合があります。
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軽量気泡コンクリート造の賃貸物件のチェックポイント
気泡コンは一定の防音性を有していますが、賃貸物件の防音性は壁の厚さなどさまざまな要因で決まります。
軽量気泡コンクリート造だから音を防げるとは限らず、室内がどれだけ静かな物件かは個別に確認しなければなりません。
次に、十分な防水性があるかを確認するため、天井や壁にシミ・結露がないかをチェックします。
シミや結露、雨漏りを補修したような跡などが見られると、水気の多い部屋である可能性が疑われるため注意が必要です。
防水性のチェックにあたっては、外壁の状態も確認したいところです。
外壁がひび割れていたり、触ると白い粉がついたりするときは、劣化が進んでいて雨漏りのリスクが懸念されます。
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まとめ
軽量気泡コンクリート造とは、外壁に気泡コンを用いた構造であり、鉄骨造の一種にあたります。
この構造の賃貸物件は、耐火性・耐久性・断熱性には期待できますが、雨漏りには弱いところがあります。
入居にあたってのチェックポイントは、防音性や雨漏りのリスクを確認しておくことです。
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AFLO スタッフブログ担当
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